ハッとした瞬間
目の病気を診断されて、まだ間もない頃、
気分はどん底まで落ちていた頃のこと
偶然つけたテレビで、心が揺さぶられた
NHK教育テレビの福祉番組で
どなたかは忘れたが障害学の教授が
バリアフリーについて話しをしていた。
アナウンサーの質問に応える形式で話しは進んでいた。
その方は盲ろう者(目と耳の両方が不自由な方)、で、
アナウンサーとの間に通訳さんがいた
通訳さんはその方の手(指)の甲に、自分の手(指)を乗せ、指でタイプライターのように叩く事によって、質問を伝えていた
指点字と言うらしい
アナウンサーの質問を同時通訳し、質問が終わったあと、すぐにその方は質問に対する答えを口頭で話していた。
その場は普通に会話をするスピードでコミニケーションがとられていた。
教授も質問に対して、的確に返答をしていた。
びっくりした。
この人すげえ。
きっと、この人は人並み以上の努力によって
今の知識、技術、能力を身につけたのだろう
目と耳が不自由でも。人間ってここまで進化できるんだ。
そして、
自分を振り返り、違和感を感じた。
盲ろう者なのにここまで出来るテレビの中のこの人。
目の病気と診断され、絶望感に打ちのめされている自分
前に進めないで、イジイジしている。
自分だけが不幸を背負っていきてるかのよう。
でも、これは何か違うぞ、
テレビの中のこの人は
目も見えない、声も聞こえない。なのに
絶望に打ちひしがれてなんかいない、
絶望感の中生きてきた人にはこんな事は出来ないだろう。
障害は不幸ではないんじゃないか?
自分より重い病気、障害を持っているこの人の姿を見て
こうしては、いられないと奮い立った。
自分はちょっと目に病気があるだけで、他に悪い所もない、健康体。
ここでとまっているのは、たんなる甘えだ。
病気は病気。それがあることは代えられない。
でもそれはがんばらない理由にはならない。
この先どうすればいいかなんて分からない
でも、今、目の前にある事をがんばろう
そう思えるようになった。
一人の重い障害を持つ方の
完成された、すばらしい生きかたから、
勇気をいただいた瞬間でした。
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コメント
TOMさん、こんばんは。
通りすがりみたいなものです(笑)
ちょっと、用があってパソコン立ち上げたので、ちょこっと寄り道~
福島智さんじゃないですか?
「指先で紡ぐ愛」って書籍も出てるし、
以前、テレビドラマ化されてました。
福島さんご自身や奥様のお話も、ラジオ等でうかがったことあります。
障害の程度が、どうのこうのじゃなくって、共に頑張ろうね、
って、そんな気持ちを戴きました。
好き放題書いたけど、違ってたらごめんなさい。
投稿: みっちゃんまま | 2007年10月 2日 (火) 午後 07時08分
みっちゃんままこんにちは
福島智さんとおっしゃる方なんですか!
盲だいぶ前の話しなので顔も名前も忘れてしまったのですが
本やドラマになっている有名な方なのですね
たくさんの方に勇気を与えていらっしゃるんでしょうね
前向きになるきっかけになった方なので
知る事が出来てよかったです。
ありがとうございました。
投稿: TOM | 2007年10月 3日 (水) 午後 03時26分
私もその人の事かな?と思いました。有名な方です。指点字を始められた方。
障害を突きつけられると 最初はやっぱり誰でもへこみます。障害の大小は関係ないですよね。
でも それを乗り越えられた時 人は強くなれると思います。
私もへこみました。閉じこもりました。泣きました。
障害は自分の個性だと思いなさい。これ励ましの言葉なんだろうけど そのころの私は逆に親を恨んでしまいました。なぜこんな私に産んだの?
でも生きてかないとしょうがないです。閉じこもっててもしょうがないです。勇気を出して自分をさらけ出しました。
今は色んな人に支えてもらい 自分の道、居場所を見つけ前を向けています。
ひとりじゃない。障害があっても無くても生きていく事は大変なことです。それこそバリアフリーだと思います。
不便な事は多いけど頑張りましょう。
投稿: きょん | 2007年10月 4日 (木) 午後 10時45分
きょんさん、おはようございます。
きょんさんもご存知の方でしたか
前向きに生きている方の姿は、100の言葉より勝ります。
この方を見て素直にがんばろうって思えた自分がいます
自分をさらけ出す勇気と、前向きに生きようという強い地持ちををきょんさんからいただいた気がします。
自分もこのブログを通じて病気のこと、自分のことをさらけ出しています。そして病気と向き合うということ、ぐちゃぐちゃに混乱をしていた自分の気持ちの整理が出来ているように思います。
そして、ブログにきてくださるたくさんの方との出会いが自分の財産になっています。
自分も病気を通じて、成長できたかな?と思います。
いろんな視点から物事を見られるようになりました。
前はもっといやなやつでした(笑)
障害の有無に関係なく、生きていくのは大変なことですよね。人は誰でも悩み、苦しみを持ち、でも必死に生きている
つらいのは自分だけじゃない
今と言う時代を共有しているみんな、がんばろう!
っておおげさかな?(笑)でもそんな気持ちです。
ありがとうございました。
投稿: TOM | 2007年10月 5日 (金) 午前 09時49分
ちょっと此方をお借りして~
あら、きょんさんじゃないのぉ~ご無沙汰です。
元気そうだね。
私は、細々と生きてます~ほんとかよ!(笑)
「網膜の日~」も終わってほっと一息でしょうね。一年はあっという間だったなぁって。
様子などお伺いしたいのですが・・・何せたらたらと生きてます(笑)
ごめんね。
投稿: みっちゃんまま | 2007年10月 5日 (金) 午前 11時41分
TOMさん、こんにちは。
また温湿布の話かよぉ~通称温湿布って事で・・(笑)
仲間に妊娠出産後、視力低下した人がいて、それはそれは気をつけました。
何たって、大事業だもんね、栄養と休養かな。って。
つわり、生まれるまで貧血と二日酔いみたいな感じがたまらなく気持ち悪かったです。
うん、奥さんのも、つわりだったと思う、きっと。
新しい生命が宿るのだから、仕方ないし。
寄宿舎に限らず、盲学校は心の支えだったかも。
視力の違いは誤差の範囲として「みんな見えない仲間」
ただ、見えない仲間しか知らない自分に物足りなさを感じて、
盲学校の外に友だちを求めたのも確か。
掲示板通じて求めたのも、やっぱり視覚障害以外のお友達だったの(笑)
障害児の母ちゃんのブログで網膜色素変性症の方に出会い、どーなっつ屋さんを教えて頂き、
中途で病気を知ることの大変さを少しだけ見えた気がしました。
そして、全国の見えない仲間にこういう形で出会い、仲良くさせて頂いてます。
ブログ、へへ、音声頼りに読むのは、正直億劫です。
また、見ようとすると文字が小さくて見えないの。
TOMさんのブログは、上から下まで、そのまま読み上げしますから、記事は読めます。
けど、コメントを一つ一つの記事から拾うのが、やっぱり億劫って言うか・・・
TOMさんと私のカキコは、私の方に書いて下さってるので、
他の方のコメントはたまぁにしか読まないです。
本当は、それじゃイカンなぁって思うのですが。
ごめんなさい。
本当の医療、私も医療に関わる一人として、自分も振り返ってみなきゃ、なのですが・・・ふふ
やっぱり、診断結果で次の一歩が欲しいですよね。
せめて相談機関を紹介して欲しいなぁって。
情報がかなり乏しい視覚障害者の環境です、そんな気がします。
ありゃ、すみません。
キッチンスケール、なんのことはない料理秤です。
それは、1グラムから測れるんですよ。
秤に載せたら勝手に○グラムです、って喋るの。
私はパン焼くので、イースト10グラムを測るのに便利なグッズです。
けど、秤を買ったら、載せるものを買えないのでした(爆)
福島智さんか「指先で摘むぐ愛」で検索すると出ます。
かぼちゃパンです。
投稿: みっちゃんまま | 2007年10月 5日 (金) 午後 12時07分
みっちゃんままこんにちは
あはは話しがエンドレスになっちゃいますね。ごめんなさい
新しい話題を一つ
ご存知でしたらすみません
ニュースtoスピーチと言うのがあるんです
音声認識ソフト用のニュースを読みあげるバリアフリーソフトです。
http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/
この中にRSSリーダーの機能がついています。
あらかじめヨミタイブログを登録しておけば
そのブログの最新記事をいくつかテキストで表示し、読み上げます
またコメントをつけたい場合は、その記事が選択されている場面でctrl+Bを押せば通常のインターネットエクスプローラーのブラウザーが立ち上がっていつもどおりコメントをつける事が出来ます
これなら迷子になりにくいのではないでしょうか?
一度試して診てください
投稿: TOM | 2007年10月 5日 (金) 午後 04時57分
TOMさんへ
私もTOMさんのお話読んでいて~きっと福島智さんだなと想いました☆
福島さんは、以前アメリカの『TIME』に【アジアのヒーロー】として選ばれたこともあり、東大助教授でもあります。
指点字はお母さんと考案されたそうです。
盲ろう者の方のコミュニケーション方法としては、他に触手話もありますよ☆
本は私も読みました~なかなか福島さんの人柄が溢れた、よい本でした☆
投稿: ぺこぺこ | 2007年10月24日 (水) 午前 02時01分
ぺこぺこさん情報ありがとうございます!
アジアのヒーロー、東大教授ですか!
有名な方なんですね。今図書館に本を予約中です。
楽しみです。指点字、触手話、手と手が触れ合う素敵なコミニケーションですね!
投稿: TOM | 2007年10月24日 (水) 午後 04時48分